このレビューはネタバレを含みます
聡子の口調が、昔風で映画によく合っていた。描写が良かったと思う 。
会社の机とか 金庫とか 細かいところまで。服や髪型も。『煙草』『喫煙』は出てこなかったのは現代に合わせたのかな。
蒼井優さんがと…
アマプラで鑑賞。初見。黒沢清作品を見るのは「キュア」以来、二十年振りくらい。前半の昭和の少女漫画的な展開は退屈と言えなくはないが、おそらく物語の伏線になるであろう様々なシーンやアイテムが登場して、徐…
>>続きを読む夫と運命を共にしたい妻と、妻を巻き込みたくない夫の知恵比べ、と言っていいようなカジュアルな題材ではないが、その二人の駆け引きに引き込まれる作品だった。真実が明かされる過程や幾つかのツイストの流れが滑…
>>続きを読む共同脚本に【ドライブマイカー】の濱口監督も居て、清作品にしては脚本が良すぎるなと!?
【蛇の道】でいうスナッフフィルムや【cure】でいう邪教のビデオだったり、人間の害悪な部分を見てしまって物語が…
劇中のある台詞が強く残っている。“距離が離れることでこれまで以上に、強く、深く心が通い合う”
決して平和・安心といえない時にも愛はあって、それを信じるか信じないか試されている。結局裏切られたが…幸福…
蒼井優さんと高橋一生さんどちらも演技がよかった。
夫役の高橋一生さんは心の中身が読めない演技だったのでガチのスパイだったのか、ただ正義に陶酔していただけなのかが最後まで分からなかったところが上手で…
正義と幸福の対立を特に表している映画。
聡子は幸福を追求するために、自分勝手な行動をするが、聡子の夫の優作は正義の為に妻を捨ててまでも、正義を真っ当する、、
とても深い映画で1回見たきりでは理解でき…
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