黒沢清監督の作品は、時々置いていかれてしまうのだが、
今作はぎりセーフかな〜。
そう思ってるけど、実は私の勘違い…なんてこともあるかな〜。
なんて思ってしまうくらい、受け取り方に幅がある感じがする。
一つには、役の感情をあまり前面に出していない高橋一生さんの芝居もあるかも。
黒沢清監督も、「何しろうまい、舌を巻くほどうまい」と褒めていたし…。
そして…、
私は、優作(高橋一生)が聡子(蒼井優)を生かそうとしたのだと思う。
たとえ一時は離れたとしても、聡子にとって一番安全であろう状況を確保したのではないだろうか。
生きていれば再会も叶う。
そんな大きな愛を感じた。