色々な理由がわかりやすいし、緊張と弛緩のバランスがよかった。
が、その緩急が一定の時間で来るのと、フィルムを流す前のタメが長くて先読みしちゃったのが悔しい点。
夫の行動は優しさなのか、大義のためなのか、結局は彼女がどう見るかな気がした。といえど、やり切れないのねぇ。
「知らないと信じれないわ。」確かにそうだ。
しかし知ったところで信じ切れるのか?
そもそも知り切るとは一体なんだ?
さては本当にスパイだったのかもしれない。
何も信じられない世の中で、突き動かしたのは、共に生きたいという信念か。
主演2人の演技は拍手。高橋一生すごい。本物だ。