武松

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースの武松のレビュー・感想・評価

3.6
面白いけど、一つの作品である程度完結して続くならまだしも、風呂敷を広げるだけ広げて、次回へ続くって映画嫌い。長いドラマじゃんそんなの。クソ資本主義の成果。あと、白人のキャラクターが極めて少なかった。黒人が混血の人種がキャラクターのほとんどを占めていた。Mills が指摘したように、黒人、及び混血の人口がアメリカで急増していて、文化的資本として重要になっているからなんだろうなって気持ち。それは本質的な平等には程遠いから良くないなと少し思う。あと「大いなる力には大いなる責任が伴う」。アフリカンアメリカンのスパイダーマンであるマイルズ・モラレスは、ニューヨークの街でヒーローとして悪人と戦うと同時に、人種差別と階級差別の構造とも戦っていると示唆しているなと思った。
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