ペイン

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのペインのレビュー・感想・評価

2.0
1作目は確かに画期的な面白い映画であったということは前置きさせてもらいつつ、今回はハッキリと“ダメ続編”だったと言わせてもらおう✏️

暗いジメジメとウエットさの増したグダグダ脚本&グダグダアクションはさておいても、近年の“スパイダーバース以降”の影響下にあるようなエブエブやThe First Slam Dunkとかにも言えるのだが、もうインフレ化“が凄くて“何でもアリというつまらなさ”の極致を見ているようなのである。

1作目では絶妙なバランスで保っていた“節操”が、限りなく無くなってしまったような印象。

“1作目の1回きり”だからこその“画期的”なのであって、その同じような土台を借りていくら足掻いてああだこうだしていても、私のような擦れた映画ファンには“フレッシュさ”を感じることは難しい。

初めてドルビーシネマ🎦を体験したが、初日というのもあってほぼ🈵席💺。それはそれはまぁ良いことなのだけれど、この“節操のない映画”に見合った“節操のなさそうな観客”(※バカでかいサイズのポップコーン🍿とドリンク🍹をトレイに乗せて抱えた)がうじゃうじゃいて、それが何よりも気持ちが悪かった。
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