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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのshioのレビュー・感想・評価

4.2
「二部作の前編だけどこの満足感」

前作の素晴らしい世界観を
さらにアップグレードしてきてます。

映像、グラフィック、BGM、SE…
その全ての良さを引き継ぎながら
新しいマルチバースの多様性を
上手く表現していた。

特に
初戦のヴァルチャー:羊皮紙
スポットの闇堕ち:硬筆画?
グウェンと父の仲直り:水彩画

のように、その世界観や
シーンの情景に合わせて
「何で描くか」や「何に描くか」を
変化させるのは見ていて本当に面白い。
紙の質感まで表現されていて
アニメーションの表現力の振り幅を
最大限に生かしていた。

戦闘シーンが割と
最初のヴァルチャー戦からアクセル全開だし
1対全スパイダーマンも最高に胸が躍った。
全員分の情報や絵コンテが書かれた
図鑑があるなら5万で買うえ〜

若干、親にスパイダーマンだと
告白するかしないかシーンが長く
感じられたが
初めて購入したTOHOシネマの
プレミアラグジュアリーシートの
おかげもあってか全然疲れなかった。

ただ後編があるとしらなかったので
どうしても不完全燃焼感は否めない。

後編はいつになるのか…
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