コマミー

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのコマミーのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

【運命に縛り付ける者と運命を変える為に抗う者】



※前作同様そして他のアメコミ原作作品やネタバレ厳禁作品同様、ネタバレには気をつけてるつもりですが、一応伏せておきます。
本編鑑賞後にご覧下さい。




もう"スパイダーバース"に関しては、甘いかもしれないが満点を付けさせていただく。

だって今回も最高の作品だったし、しかも今回は"4DX"で鑑賞した為、もう今も心拍数が半端なくて間違いなく寝れない自信があるからだ。無理して奮発してまでも4DXで観た甲斐があった。

まず冒頭の"グウェンの過去を深掘り"するシーンから涙が止まらなかった。想像以上に壮絶な過去を持っていた。そこで察した、ここからは"グウェンの物語"でもあるのだと。
一作目は"マイルス"の才能開花とスパイダーマンとしての運命を「受け入れる」までの物語だった。
そして今回の続編の"前編"にあたる「アクロス・ザ・スパイダーバース」は、スパイダーマン…いや、"ヒーローとして"の運命から"「抗う」"物語となっていて、その抗争の前編が本作だ。
スパイダーマンを数々見てきた人なら分かるだろう、"残酷な運命"…それにも意味があり、逃れられない……本当にそうだろうか?何かを得て、何かを失う事は本当に必要なのだろうか?この疑問に"立ち向かう事にした"作品が、続編の2作なのだ。

今回も"斬新なアニメーション"の他、実は"ある特別なシーン"もあり、これには興奮がヤバかった。
気になるヴィランもちょっとだけ出てきており、まさに夢を見ているのではと思ってしまった。
そして今回の重要人物"ミゲルことスパイダーマン2099"…コイツの過去も含めて壮絶なキャラクターであった。ビヨンドでどうゆう戦いを繰り広げるのか楽しみだ。

と言うように、まだ語りたい事が沢山あるがここまでにしよう。


「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」が本当に待ちきれない。そしてなんとミゲルの側近的存在"スパイダーウーマンことジェシカ"のスピンオフも製作中との事。これらを含めて、今からでも2024年にワープしたいくらい楽しみで仕方がない。


もう…ヤバい。それくらい今年はこれで大満足してしまった。


これも運命……かな?


じゃあ、抗わねぇと‼️
コマミー

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