このレビューはネタバレを含みます
【運命に抗う】2023年55本目
アニメ版でもいろんな権利を乗り越えて、ここまでやってくれるか!!という、とにかく充実しまくりの最高エンターテイメントでした。
マイルズは、すっかりスパイダーマンとして箔がついており、一作目とは打って変わって自信に満ち溢れた青年になっている。
しかし、別アースのスパイダーウーマンであるグウェンのことが忘れられず、行き場のない恋心が彼を悩ませている。
そんな中、ホールという時空を飛び越えられる、これまた不慮の事故で生まれた厄介者が現れます。
本作ではグウェンを第二の主役としてフューチャーしており、彼女の境遇(父との確執)を描きながら、友達のいない孤独な彼女を引き取ったミゲル・オハラからの任務を遂行しながらも、その心の迷いを感じ取ることができます。
スパイダー・ソサエティには何千もの様々なアースのスパイダーマンが存在していて、とにかく画面を追うのに忙しい。
恐竜、猫、ケンタウロスのスパイダーマンなど、ポケモン並みに無限に存在するかと思います。
グウェンはその中で少数精鋭の部隊に所属し、ホール🕳️の悪義を止めようとしていましたが、マイルズとの接触で計画は上手くいかず。
マイルズも別アースで、人の運命を変えてしまうなど、ミゲルオハラの怒りを募らせてしまいます。
大切な人が亡くなることを知っていて、それを黙って受け入れるのはおかしいと考えるマイルズと、運命を変えることの危険性を訴えるミゲル。そして暴走するホール。
次回作へと続く、期待感満載のラストシーンでした。