オッポロゲンガー

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのオッポロゲンガーのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的な絵の力。映画が始まった瞬間、一瞬で色の洪水に没入した。最近はアニメと言えば3Dが主流。スパイダーバースはイラストレーションが、絵画が動いている。絵を楽しめる最高。あ~そうだった、この映画はそういう映画だった~と思っている内に、グエンの葛藤を見せられ、スパイダーマンが背負う宿命を思い知らされ、グエンの心情を反映させる濡れた絵画のようなカットに前半ずっと泣いてた。
蚊帳の外のようなマイルスの心情は、いつも孤独なスパイダーマンの気持ちにリンクしてて、切なかった。それでもそれを乗り越えるのが俺たちのマイルス。そしてそれを見せつけられるグエン達。

この映画の前にノーウェイホームを経験して「もう誰かの死を乗り越えて…って言うのやめようや」と言う気持ちだった頃に、この映画!さすが俺たちのマイルス
ミゲルの気持ちもわかる。誰かを失い孤独に戦うのがスパイダーマンなんだよね、それもわかる!
だからどっちにも肩入れしちゃう。ミゲルエロいし

相変わらずキャラクター達は全員愛おしい。パンクカッコよかった…お前最高だぜ!酔っ払ったあ山田一郎ってテンションでしたね
インディアは可愛いし。

こんな壮大な話、ちゃんとまとまるのかなぁ~と思って心配して見てたら、また待たされるのかーーーーーい