今年のベストはこれです。これ以上はありえません。
衝撃を受けた前回作を軽々と超えてくるし、常に鳥肌もの。魅力的な新キャラも出てきて、スパイダーマンシリーズがMCUを包摂するというか、スパイダーバースを中心としたシリーズがもっと観たいと思ってしまう。内容も文句の付け所がなく完璧で、都度都度の心情描写を作画の変化で表現するところはやはりアニメ映画の革新。これ作るのにどんだけのアニメーターの労力がかかってるんだろうとある種心配せざるを得ないが、昨今のAI系の発展により脚本家のストライキとかで映画といった総合芸術でさえも人間が不要になるならないの議論に一個明確な回答を与えられるのがこの作品の強みだと思う。