このレビューはネタバレを含みます
「続く」なことをしっかり事前に示さないのはフェアじゃないでしょ!と思って後から調べたら原題にはちゃんとパート1と書いてあった。日本の配給会社に対する不信感がまた少し高まってしまった。
尺に余裕があるからか 全体的に冗長な印象はあったが、映画としてはとても良かった。
特に、タワーのてっぺんでグウェンと話すシーンはあまりにも美しく、"世界"に対して倒れ込むようにして歩くグウェンのあのワンカットで、この映画を観て良かったと思った。
「大きな構造に従うか抗うか」といった問いに対して明確な解答が共有されていない今において、続編でどのような結論を出すのか気になる。