OASIS

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのOASISのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

面白かった、んだけど...。
序盤、中盤と次から次へと目まぐるしく展開してからの終盤はちょっとグダグダ。
からの次作に向けての盛り上げ方が抜群な所で終わる。
お話が完全に繋ぎなんだよなぁ。

今回もアニメーションのクオリティは異常だし、クライマックスかと思ってたらまだオープニングだったという時の胸の高鳴りったらなかった。
グウェンの主人公感は増しているし、マイルスはちょっと成長しているけどまだまだ過程の段階で考え方は成長中といった感じでこれもまた3部作の途中という位置づけ。
パステルカラーだったり、光と影だったり、キャラクターの心象風景をそのまま塗りたくったような背景が色鮮やか。
かと思えばリアル寄りになって現実を突きつけようとしてきたりと、その表現方法は軽やかであった。

サム・ライミ版だったり、マーク・ウェブ版だったり過去のスパイダーマンもしっかり補完しつつ、ベンおじさん達大事な人の死をきっかけに拡がるマルチバースの大風呂敷をどう畳むのかに注目したい。
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