終盤、『あれ? 大分長かったけど、終わる気配ないぞ…?』と思ってたら…。
そういえば「続編は2部作」ってアナウンスされてたっけ。
ドラマにどう決着つけるか見届けるまで、評価は下せないかなー。
鑑賞前は『ビジュアルはもう見知ってるわけだから、そこのフレッシュさで勝負はできないぞ?』と、ストーリーがどうくるかばかり注目してましたが…まさかビジュアル面で、もう一段階の進化を見せつけてくるとは…「表現力:カオス」をラーニングしてしまった、作り手がもはや怖い。
…ただ、ストーリーに関しては…
序盤〜前半の「vsダ・ヴィンチ・ヴァルチャー」「街中でのvsスポット」「普遍的な家族ドラマ」までは“手が届く範囲の”話としてフツーに楽しめたけれど、ヌエバ・ヨークにやって来てメインの事件が動き出すと…
・ミゲルの過去に『ん?』
・『え、じゃムンバッタン、今から崩壊すんの?』
・『でも前作で叔父さん失ってるじゃん…』
・『そんなメタ的な事言われちゃったら、この先控えてる作品が困るじゃん…』
…等々、細かい引っ掛かりが気になり、(昨今のマルチバースネタに対し食傷気味なのも手伝って、)奔流のような画面上の展開に100%身を任せてしまう事は叶いませんでした。
…なんかでも2回以上観れば呑み込めそうな気もするんですけどねー…
後編ではマイルス君の命運…よりも、ちょっと現時点では悪印象なミゲルさんの帰結が気になる………マジメな人だとは思うんだよなぁ…