ラーチャえだまめ

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

4.5
『唯一無二の映像体験、再び』



【スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース】…!!!いやーもうコチラも今更感アリストテレスですが大変楽しませて頂きましたー“これはもう「アニメ」作品なのか?と言わんばかりの「アニメを超えたアニメ」”と言いたい今作もとにかく“「画面」の情報量が多い”無論OPからずっとクライマックスかってくらい目で追いつけぬほどの“ハイスピード・ドデカアクション”は健全で、しかも今回は前作以上に多種多様なスパイダーマンたちが総出演するでしょう?もう一瞬たりとも目が話せない!スパイダーインディア?スパイダーパンク??ほかにもスパイダーカウボーイにスパイダーキャッツ、スパイダージュラシックパークにスパイダーAI……どんだけいんだよ日本の人口より多いわ!?もうマスクして手から糸出せばなんでもアリ状態のスパイダーマン軍団が画面にひしめく異様な光景、しかしこのシリーズに至ってはこのなんでもアリ感を存分に楽しめる。いやー作画どうやってんのマジで……(スタッフが過労し過ぎて制作サイドに訴えるくらいスゴイ)


前作のラストで本格的にヒーロー活動に勤しむようになったマイルズですが、ブルックリンの街を守るヒーロー活動の傍ら、進学を控える学生としての“二足の草鞋生活”の両立に絶賛苦戦中で、しかしその悩みを親にカミングアウト出来ないもどかしさ、そこから生まれる親との溝。そんなヒーローであることをカミングアウト出来ない=親に言えない思春期ボーイ&ガールの悩みと上手く結びつけていて、マイルズとグウェン2人がそれぞれ等身大のリアルな問題を抱えているところがまたグッと来てしまいますね。前作以上に“家族”がフューチャーされている所もGOOD。



↓ブログにもあげました(ネタバレなし&ネタバレ・考察)↓https://www.edamame-movie.com
ラーチャえだまめ

ラーチャえだまめ