#twcn
なんか当たり前みたいに話してたけど、たぶんあの"悲劇のサイクル"がないスパイディもいるよね?
でもあのコミュニティにいるスパイディはみな同意している様子。
ということはあそこには"悲劇のサイクルを経験したスパイダーマン"だけ集められているのでは?
なぜか?
長のミゲルがそうだから。
彼は自らスパイディ物質を注射しながらなんとか"スパイダーマン"でいようとするほど"スパイダーマン"に固執している。
なぜか?
それが彼が"スパイダーマン"でいる理由であり"スパイダーマン"かくあるべきという呪縛から逃れられないから。
でもそれを自分以外のスパイディに強制する必要が、権利が彼にあるか?
ない。
的なことを後編では描くのではないでしょうか??
唯物論力学的性悪説、、、スパイダーマンならずともヒーロー映画の永遠のテーマな気がする。
ま、待ちきれねえ!!
だってはちゃめちゃ面白んだもん!
アニメも音楽も軽快でカッコよくてテンポがいい。
ああ言えばこう言うを地で行くナチュラルなスパーダ-バース…前作もそうやったけどこの構造を築き上げたひとがもう天才よね。
どんな脳みそしてんだよ…
マイルズが迷い込んだバースが42ってのがまさにアメリカ的よね。
彼が着ているバスケットウェアにも"42"と書かれている。
アフリカ系アメリカ人にとっていかに重要な数字か?見せつけられた気がしますね。
(ちょうど最近ジャッキー・ロビンソンやチャドのことを考える機会があった)
ほら、スパイダーマンて基本NYが舞台だから観てるこっちもイーストコースト気分じゃないですか?
先進的というか"当たり前"の定義自体がそもそもない。
あるよね~いるよね~NYだもんね~の世界。
その中で"女性"だからどうのこうの"移民"だからどうのこうのってのはないじゃないですか?
NYにあるのは"ソイツがソイツだから"どうのこうのってシンプルな話だけで。
NYが舞台になるだけで脳みそがそっちにシフトするから、おかんの言葉が聞き取れなくてもあんまり何も思わないんですよね。
訛ってるけどプエルオリコの訛りかどうか?までわかんねえし。
NY映画としても見ごたえ満点で且つこの世ではない知らない世界a.k.a Verseまで見せつけてくれるスパイダーバース…唸る!
新
日本語字幕:佐藤 恵子