今日も喉が痛い

はりぼての今日も喉が痛いのレビュー・感想・評価

はりぼて(2020年製作の映画)
4.3
やっと見た。面白かったなぁ。
笑い事じゃないけど笑えるドキュメンタリーは良い作品が多い。

失踪して涙ぐみ肩を抱えられながら車に移動の演技派中川市議。私物物色変態汗かき辞職しないマンも酷すぎだがコイツは愛嬌がない。やっぱり俺の推しは五本市議。発言の重みのなさ、厚かましさ、インタビューしてる途中に楊枝で歯を掃除し出した時は爆笑してしまった。最終的には自分で言った事を忘れて指摘されて驚くというなんともポンコツな一面を持つじじいとキャスト陣も粒揃いで飽きさせない。

地方の自民党議員こんなんばっかりやと思いますね。これたまたま五百旗頭さん達が調べて分かっただけで、他の地方都市も調べりゃそりゃもうバンバン出てくるんじゃないのか…って気しかしませんもんね。そう、貴方の街も!

市議ってさ地元から選出してるから、そこに住んでる人はなんとなくその地元の人に入れてるだけなんだよね。そこの地域から選出するっていうのが非常に重要な事とされてる。だから本当は自民党支持なんだけど、地元から出るのが共産党でその地区はその人応援する事になったから手伝ったみたいな話も普通にある。笑
まぁつまり「この市を変えたい」って単独で立候補するやつはほぼいない。その地域その地域から選んでその地元の固定票を確保したら当選するんだから。その人脈やらノウハウか知らんけど持ってるのは自民党が一番なんでしょう。そして自民党という名前は地方では強大なんですよ。どんなに考えが素晴らしくてもどこの馬の骨か分からないやつは排除される。だからみんな推薦とか貰いたいんでしょうよ。自民党だからなんか立派なんじゃないのという安心感とそれだけでちゃんとした人と認知される。
んでこのやり方が戦後ずーっと続いてきてるわけですよね。そりゃそんな決め方してたら腐ってきますわな。
これが今崩れつつあるとは思うんです。日本人選挙行かないしね。麻生太郎も言うてます。「政治に無関心、悪いことでない」と。選挙率上がると自民党負けるからね。選挙に熱心なじじいは死んでいくし、じじいに入れたくない人も増えてるだろうし、少子化だし、その固定票が確保出来なくなってくる。自民党が壊滅的に終わって欲しいなと思っているので早くその時が来て欲しいですね。近いうちに来るとは思うんですよ。で自民が壊滅したとてどうなるかって良くはならないでしょう。維新が来る可能性の方が出てきましたからね。むしろ地獄かもしれません。笑
延命しながら滅びるのを待つか先にぶっ壊すか、決めるのは僕達、貴方達です!(絶望)