ゆしん

mamaのゆしんのレビュー・感想・評価

mama(2019年製作の映画)
3.4
はるな愛さん初監督作品。
これは見た、というのではなく
私も出演してます〜の作品です。

【内容】
吉野ママこと、伝説のゲイボーイ・吉野寿雄は現在89歳。各界の著名人が訪れた東京・六本木のゲイバーを閉め、今は中川運河沿いにあるバーをまかされている。そこへママを慕ってトランスジェンダーの亜美とゆしん、俳優の田中俊介が訪れ、ママの戦前、戦後のゲイの歴史を引き出していく。

【個人的な感想】
この映画にほんの少しですが関わらせて頂き
戦前、戦後の同性愛者への差別、偏見、生きづらい環境の苦しみ。けれど同じ環境の仲間と自分らしく生きると決めた強い想い。
数十年と時が経ち、ママが笑いながらその時代のお話をしている顔を見て、私も当事者として苦しい時代はあったものの、笑って話せるこんな時代が来るのだと。人生は桜のようにパッと咲き散るようなものだとお話をされた時、改めて吉野ママの魅力を感じ素敵だなと感じました。今もまだ偏見や差別はないとは言い切れないですが、あなたがあなたらしく生きる事が美しいと思わせてくれる作品です。ぜひ皆さんに見てほしい。
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