春川

ハミルトンの春川のレビュー・感想・評価

ハミルトン(2020年製作の映画)
4.7
母がいつの間にかDisney+を契約させられておりもうニューヨークに行くしかねぇ……と覚悟を決めていたハミルトンを遂に遂に!!!母とDisney+に感謝。幸あれ。
閣議をラップバトルに!?オシャ演出過ぎだろ!!?南部出身ファウンディングファーザー達を黒人にしてきたとこもすげ。
ジョン・アダムズは暇って言った時に笑い起こってんのウケる。
マディソンはちょっとシャイなだけだから!
流石にレノルズパンフレットのことは無視されるだろうと思ってたのにガッツリ入っていてビビる。
尋ねに来た愛妻家二人がマジのドン引き顔なのも良かった。
建国史上初のスキャンダルがミュージカルにされてんのハハハ
hay, your dadのセリフにwoo〜〜って声上がってんの楽しい。
時の演出が凄くて、巻き戻りのとこ大興奮したしスローモーションの時のイライザと手を伸ばすとことか!演出の人スゲーよホント!!

死者に会いたいと思いながらも愛のために遺志を継ぎ語り継ぐ人間のことがほんっとうに大好きなのでイライザの最後の歌で自分でもビックリするほどに泣きじゃくっていた。
死は易く生は難い。今回の劇では戦時中に出た言葉だけど愛を通した人生の中にも適用できる言葉だったのでそ、そういうことか〜〜!!と感動。創作物の中にはよく愛のために死を選ぶ人間がいるけど私はやっぱそれって甘いと思ってて、死者に会いたいという苦しみの中で毎日の生を疎ましく思ってでもあの人の愛した世界だからあの人が成したかったことのために生きる、どんなに死にたくてもっていう愛情表現のほうが好き。愛の苦しみってセクシーだから。
春川

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