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彼と彼女の第2章のとぽとぽのレビュー・感想・評価

彼と彼女の第2章(1995年製作の映画)
3.0
夫婦たちの現実 When Micky Met Ellen
A piece of cake こういうキャラ/ロマコメ書く・演じるのはもう"楽勝"!? (前フリ死亡フラグみたいで)不吉だからやめてくれ。ロマコメ史に燦然と輝く金字塔大傑作『恋人たちの予感』ビリー・クリスタル脚本/監督/主演作。
パリは忘れろ!昨今の邦題ルールで言えばパリ舞台ならタイトルに『パリ、○○』とか入れたいところだけど、まぁ本作における"パリ"は一種思い出補正で偶像化されたもので、実際出てくるのは物語前半だけだし。あと、例えば『ビフォア・サンライズ』ジュリー・デルピーが『パリ、恋人たちの2日間』を脚本/監督/主演したのと自分の中で重なる。意外性のあるファーストカットから間もなく、主人公のキャラクターをしっかりと描写する。バスケットボールに、物語終盤一人で寂しく過ごすシーンのモンタージュなんかは「これ『恋人たちの予感』で見たぞ!特にボール投げてるところなんか」と既視感を全力で覚える。そして思い立って突き動かされるお決まりのパターンかと思ったら…。
今夜は人を待ってる。振り返っていく型の伝聞方式。パリは忘れて。思い出で終わらせるべきだった。二人の一生の思い出を?ウイ。いかにもな邦題通り、壊れかけた愛の再生の物語。恋は落ちるもの、愛は育むもの。どうにか繋ぎ止めては熟成されていく努力の賜物・結晶。何人女を泣かすんだ?
父親の遺体をロストバゲージした今月のお客様。口を開けば冗談ばかりで皮肉なユーモア。怪獣映画に車、日本イジり。求める車を求める人に、トヨタ。学生時代〜学生時代〜なつかしい日々♪ロードに退場!子牛のチーズ焼き、刷り込みで食べてみたくなった。パリは忘れて、パリは嫌い。二人でいるほうが楽しい、だって君を愛してるから。今夜も子牛の……ピカタ!やっとシャンパンを。

彼はパリに戻るまで喋り続けた「ニューヨークみたいだけど違うね」いいムードさ、パリだからね
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