CANACO

星の王子ニューヨークへ行くのCANACOのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

1988年公開のジョン・ランディス監督作品。ジョン・ランディス氏は『ブルース・ブラザーズ』(1980)、『大逆転』(1983)、『サボテン・ブラザーズ(原題:スリーアミーゴス)』(1986)を撮った監督。

豊かな自然と資源に恵まれたザムンダ王国の王位継承者アキームが、父である国王が決めていた婚約者との結婚を拒み、世話役のセミを連れてニューヨークまで「身分ではなく僕自身を愛してくれる女性」を自ら探す旅に出る物語。

人気絶頂期のエディ・マーフィーと、同じくコメディアンとしても活躍中のアーセニオ・ホールの相性も抜群。テレビの再放送含め何度か鑑賞した作品だけど、「2」を見るために復習。ものすごくヒットしたイメージを勝手に持っていたが、実際は20.6億円で同年ランキングでは7位。そこそこくらいだった。

非常に豪華でハッピーなザムンダ王宮シーンと、ニューヨークロケシーンに分かれる。甘やかされているのは王子よりセミだったりするのだが、この二人が終始楽しそうなのと衣装が好きで、個人的には何度見ても飽きない娯楽作品。

サミュエル・L・ジャクソンが強盗役でちょっとだけ出演している。

エディとアーセニオが同時に演じている役は次の通り。ここまで2人でやるのも、とてもよい布陣(ノリノリになれる環境)で製作された作品だったのではないかなと。

エディ
・王子
・慈善事業イベントに出演した歌手
・理容室の主人(?)頭頂つるつるのほう
・理容室の白人紳士

アーセニオ
・セミ
・慈善事業のイベントの司会
・理容室のスタッフ(?)眼鏡&髭
・ナイトクラブの赤いドレスの女性

ザムンダ王国は、イギリス南端ブラントンの宮殿ロイヤル・パビリオンと、フランス人の画家アンリ・ルソーの絵画から着想を得ているという。
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