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マイ・バッハ 不屈のピアニストの125のレビュー・感想・評価

3.6
天才ピアニスト、ジョアン・カルロスの伝記。ピアニストに指揮者。彼が残した偉大な物語。
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蜜蜂と遠雷からの、ピアノ作品。
幼少期からピアノと共に歩んできた人生。
周りがサッカーをしようが、野球をしようが、僕はピアノのレッスン。
時は経ち、お酒も飲めるようになり、
そして異性を意識し始める、、
若い頃経験してこなかったことを爆発してしまう傾向ありますよね。
割と王道ストーリー。

しかし彼のすごいところは、
ある怪我がきっかけでピアノが昔のように、元通りにできなくなってしまった時にとった行動。
これが素敵。と言うかまさに音楽家という感じでした。
音楽が好き、音楽家として自分が何ができるか考え行動を起こす。
カッコいい。
音楽家の方は自分の音楽で社会貢献をして行く。ダイレクトに社会貢献してるのかっこいい。
私は属する組織で売上貢献に邁進して、会社の利益、その利益が社会貢献につながっている。という、周りに回って、社会に貢献してるのかな?と味わうくらい。
これをダイレクトに感じてしまうとその分責任感もすごいだろうな。
彼の音楽を待つ人、彼の発言を待つ人、彼のメディア露出を待つ人。
改めて表に立つ人の凄さというのを痛感する作品でもありました。

この作品の見どころは最後。
最後のエンドロールが◎◎
ピアノ作品は耳幸になって癒されるから好きです。


2022-46
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