ぴくたん

夏への扉 ―キミのいる未来へ―のぴくたんのレビュー・感想・評価

3.2
【あらすじ】
亡き養父である松下の会社で働く若き科学者・宗一郎。早くに両親を亡くした宗一郎は、松下の娘・璃子と飼い猫のピートを大切にしていたが、ある研究の完成間近、何者かによって罠にはめられ、“冷凍冬眠”させられてしまう。30年後に目を覚ました宗一郎は、かつての自分の研究も財産も失い、璃子は謎の死を遂げていた。

【感想】
序盤はどこか既視感のあるタイムリープSF。
原作は半世紀前の作品なのね。
どうして今の時代に実写化したのかしら。

PETEの登場から少し転じて「?」がたくさん。
その後に繋がっていく"佐藤太郎"の謎あたりは心地良かったです。

ただ、おそらく原作のボリュームから2時間映画に収めるには話を薄くせざるを得ず、心象描写の不足感が否めません。
タイトルに起因する猫のピートも影が薄くなっている印象です。
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