三木監督らしい透明感のある映画で、雰囲気は好き。
原作は見てないけど、人気があるのも納得できる。
ただやっぱりなんで邦画でSFやるとこうなるのかなー。
話は面白いしキャストも豪華なのにチープ感を感じてしまう。
藤木直人のアンドロイド役もちょっとネタ的に捉えてしまう。
2時間の映画に落とし込んでいるからか、ところどころ必然性がなく、ご都合主義的にはストーリーが展開するところも釈然としない。
悪役のキャストも演技演技しちゃって、感情移入どころではない。
ただ清原果耶ちゃんは素晴らしかったと思う。
全体的にもう少し緊迫感というかテンポ、疾走感があったら全体の印象も変わったんじゃないかと思うし、可もなく不可もない映画にならなかったんじゃないかと思う。
