「“子供は見えないものにはなれない。”子供だけじゃなく、みんなそう」
先日、黒人版リトルマーメイドが話題になったときに読んだ堂本かおるさんの記事にも下記の通り書いてあった。
https://wezz-y.com/archives/95127
「自分と同じ属性のロールモデルを望むのは人の自然な心理だ。だからこそ「リプレゼンテーション・マターズ（描写が重要）」と言われる。
マジョリティ属性のプリンセスやスーパーヒーローのみを与えられ、それをアイドルとしなければならないマイノリティの子供たちは、優れているのは常にマジョリティであり、そこに属さない自分は優れていない、醜いのだと刷り込まれてしまう。
子供の自尊心を育むためには「私と同じ」ロールモデルが必要なのだ。同じ現象は性的少数者や障害を持つ子供にも起こり得る。」
トランスの人たちがこれまでに“名作”と言われる作品でもいかに何度も酷い殺され方をしてきたか、異常だと言われてきたか、そんな映画を観てきた当事者たちがどんなに辛かっただろうか。
その作品を見て育った私を含む大勢の人たちが、根底にどんなステレオタイプを植え付けられてきたか。
