このレビューはネタバレを含みます
宮中の女の世界は恐ろしい。
帝に気に入られるために影での争いや嫉妬が入り乱れていそう。
その中でも弘徽殿の女御は、周りからは『十二単衣を着た悪魔』と言われていたが、息子である一宮を第一に想う母としての優しさが溢れていた。多少、言動に厳しいところが見受けられたがそれも一宮を想ってのこと。
弘徽殿の女御のように、強く逞しい女性はかっこいい。
この歴史がフィクションなのか歴史に基づいたものなのか詳しくは知らないが、光源氏の印象は残念ながら下がった。
授業の歴史は苦手だったから、このように映像作品で勉強していたら少しは興味を持ったのかもしれない。