さ

十二単衣を着た悪魔のさのネタバレレビュー・内容・結末

十二単衣を着た悪魔(2020年製作の映画)
1.8

このレビューはネタバレを含みます

制作陣は『源氏物語』アンチないしエアプか?というくらい女君たちと光源氏がひどい
藤壺があの見た目(顔は綺麗だけどキャスティング、適材適所じゃないという話)や振る舞いで作品きっての理想の女性になるとは思えないし御息所が大后と対面してあんなにぼろぼろ心中吐露するのほんとに1番無理、プライドの高い彼女があんな風に泣くわけない…髪の毛がカールしてたのは生霊描写をわかりやすくするため?そのわりに映像で描ききれなくてセリフで補った感
物語の世界に迷い込んだという設定や主人公の成長、こきでんの女御をかっこいい女として描こうというのは面白い
時代考証大丈夫?(女御がどこの誰ともわからん男に顔面晒す(陰陽師はセーフ?浅学ゆえ)とか御息所が自分で洗髪してるとか参内できるくらいの身分の夫婦が顔も隠さずお供も付けず旅行してるとか全体的に髪が短いとか)というのはまあぎりしかたない

こきでんの女御は現代の強い女に寄せすぎてるし若すぎる気もする(『あさきゆめみし』のキャラデザに引っ張られてるかも)けどかっこよかった、「怖い女になるには能力がいる」

主人公が時代を経て宮中生活に馴染んでいくのが自然だった

主役2人のために星を付けます
さ