【１番理解しやすい「ねじの回転」】
ヘンリー・ジェイムズの同タイトル小説をTVドラマ化した作品だそうです。
原作ファンなので「ねじの回転」を元に映像化された作品はベンジャミン・ブリテン作曲のオペラ以外すべて鑑賞いたしましてジャック・クレイトン監督の映画「回転(1961)」が個人的ベストですが、今回レビューする作品はある程度原作に沿っていてかつより解りやすく製作されておりました。
人によって答えが別れる原作を"このルート"で解釈しているのが好きです。
フローラちゃんとマイルズくんの髪の毛の色も原作通りですごく可愛かった。
古い屋敷のビジュアルと、夢見がちでウブな女性の抑圧された性。
オカルトと狂気。
秘密を抱えた不気味な子供たち。
脚色はあるものの、難解な小説をとても上手く再現していてすごいなあと感じました。
原作を未読の方はこちらの作品を鑑賞されると物語の雰囲気が掴みやすいと思います。
