トルーマンバロウズ

未確認生命体 MAX/マックスのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

3.3
特ダネを求めている記者のローリーは動物虐待を行っていると噂のとあるバイオ研究所に潜入することにした。
そこで彼女は人間と同じくらいの大きさがある巨大な犬マックスと出会う。
マックスは見た目はどこにでもいる平凡な犬であったが、実は遺伝子実験の影響であらゆる生物の強みを取り入れた最強の生命体であったのだった・・・・。

ランス・ヘンリクセンが出演している遺伝子実験の影響で誕生した犬型クリーチャーが人々を襲うB級モンスターパニックホラー映画。
まずマックスが魅力的なクリーチャーとして描かれていて見た目はごく普通の犬だが、木をスイスイ登れたりネコを丸呑みしたりカメレオンのように周りの風景と同化したり挙げ句の果てには小便に強力な酸が含まれていたり(エイリアンかよ!笑)などいろいろな強みを持っていたのがすごく印象的だった。
またマックス役の犬がかなり良い演技をしており個人的にはエサに毒物が含まれているのを見抜くシーンはものすごく恐ろしい顔をしており、人によってはトラウマ必至のシーンになっていた。
特撮のシーン自体はそこまで多くなくラストもある程度予測できるオチではあったが、全体的に犬好きならばそれなりに楽しめるであろう佳作であった。