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嵐ケ丘/嵐が丘のNTKのレビュー・感想・評価

嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)
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男女恋愛ものそんなに好きじゃないのになんか見れてしまったな…何故?と考えてみたけどこの作品凄く、らしくないなと感じた。恋愛の爽やかさや心躍る要素は少ないし虚栄心に邪魔されてすれ違う男女と、後半から本当の気持ちをさらけ出した上でのお互いへの深い「執着」で結びついたいびつな関係性がゾワっと来るの、嫌いじゃないしむしろ好きだった…
幼少期よりのたった2人の思い出の場所という意味で荒野の岩場がキーポイントになっていたけど、そもそもの家が建っている立地としての「荒野」はなんだか凄く含みがあったしなんでなんだろうな…舞台設定としてただ「荒野」と設定されているとは思えない何かがある…
エミリーブロンテの原作を読んでいないので物語と特に登場人物を全然理解できてないんじゃないかと不安になってくるので原作は読みたい気持ちがグワっと高まった、映画でも引き込まれたんだから原作も面白いんだろうな…早く読みたい
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