YAZ

13月の女の子のYAZのレビュー・感想・評価

13月の女の子(2020年製作の映画)
3.5
二つの世界と女子高生の観る

桜満開の季節
内向的な一穂は巫女と出会い一瞬
にして親しくなるが巫女は心臓病
で亡くなってしまう
数日後、巫女に会いませんか?との
手紙を転校生から受け取るがの話

セーラー服ばかりです
巫女に会いたい一穂が別な世界に迷い
込んで彼女と再会
別な世界では地震が起きて総てが変わ
ってしまっている

女子高生のパラレルワールド風ですが
東日本大震災後に被災者の世界が変わ
ってしまったのを想定していると思わ
れます
震災は別にしてもその世界では女子高生
が校舎内で共に暮らし暴徒化してる市内
から逃れてる荒んだ世界です

二つの世界を勝手な想像で見るとそれな
りに納得出来ますが、二人が出会う現実
らしき世界との繋がりがもう一つ分かり
難いのとどちらの世界にも登場する巫女
の存在はどういうこと?と突っ込みたく
はなります

二つの世界の高校は同じで桜の季節で始まり桜の季節で終わるところから時間を超えてるのかな~とも思いますが

一穂と巫女を別な女優が演じてます
萩原みのりは転校生もで三役になるのかな想像力を働かせればイロイロな解釈が
出来そうではあります
YAZ

YAZ