千里

13月の女の子の千里のネタバレレビュー・内容・結末

13月の女の子(2020年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

トレイラーに惹かれたのと個人的に推してる萩原みのりさん出演作ということで観賞。トレイラーを観た段階では青春ものなのかと思っていたけど、思っていたのと違って女子高生をメインにしたSFファンタジー的な物語だった。

現代版「時をかける少女」とは言い過ぎかもしれないが、そんな感じの印象を受ける世界観設定と雰囲気作り。ラブライブ声優でもある小宮有紗さんが演じるキャラクターが主人公なのは間違い無いが、どちらかというと主要人物の1人なのかと思っていた萩原みのりさんの方がむしろ主演的な扱いで出番も多かったような。いや同一人物だからどちらも主人公なのだけど。演技としてもやっぱり萩原みのりさんが他の人と比べても特に上手かった印象。

過激な描写はないものの、荒廃した世界の中での人間の残酷な面はよく出ていたと思う。先生とか特に駄目な大人感出てて良かった。ただあの日記に書いてたことは何だったのか明かされないままだったのと、ここで終わりなのかあああと思わずにいられないラスト。続きが気になるなぁ...。
千里

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