エナジードリンクムービー。
一言も台詞の無いニコラス・ケイジが、殺人ロボットが巣食う古びたテーマパークを、ロボットもろともクリーンにお掃除して、青いカマロで爆音とともにカッコよく去ってゆく、B級ホラーコメディ。
それ以下でも、それ以上でも無いけれど、不思議な魅力を発する作品。
真面目にお掃除する合間には、休憩時間をしっかり挟み、エナジードリンクとピンポンゲームでリフレッシュ。ロボットが襲ってきても、悪ガキたちが乱入してきても、銃を突きつけられ手錠をかけられても、ピクリとも動じす、汚れたTシャツは都度しっかり着替えて、淡々と無双クリーニング。彼はきっと最初から最後まで単にお掃除したかっただけなんだと思います。
全編狙ったレトロチープさと、意外や聴かせるサントラが、渾然一体になって独自の世界観。
こういうニコラス・ケイジ、好き。