たまご

ウィリーズ・ワンダーランドのたまごのレビュー・感想・評価

3.2
ニコラス・ケイジ無双作品。

ニコラス・ケイジ演じる男が、田舎道で車がパンク。車の修理代を払う代わりに廃れた遊園地の清掃を依頼される。
男はあっさり引き受けるがその遊園地『ウィリーズ・ワンダーランド』は呪われた遊園地であった。

この遊園地は、殺人鬼の魂が乗り移ったロボット人形がいて、今まで沢山の人が騙され遊園地に入りロボットの生贄になっていた。


そしてこの男も騙され生贄になる。はずだった。。


生贄になるどころかロボットが男の手によって次々殺されていく。
悪夢を見るのは男ではなくロボットであるというなんともホラー映画としてはありえない展開。

そして劇中、一言も喋らないニコラス・ケイジ。
コーラ?と思われる謎のエナジードリンクのような物を飲まないとアドレナリンが出ない。
ロボットが遊園地に迷い込んだ不良集団を襲っても、時が来るまでピンボールで遊び続ける。
終始、謎ばかりのキャラクターだった。

そして殺人ロボットが居ようとも、しっかり掃除をしていくのは笑った。
怪奇現象としてあるあるな鏡にお化けが血でメッセージを残していくホラーさもしっかりあるが、何も気にせず鏡にスプレーをかけタオルで拭き取るニコラス・ケイジ。
ホラー映画らしくないホラー映画でした。
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