原作こそ違えど、実に邦画らしい作品でした。
物語としてのクオリティが高く、テンポも良いがわかりやすさも兼ね備えていてずっと観ていられる。
情報を凄く伝わりやすく映してくれる演出が多く、指輪や着信等スッキリしている。台風の事件についても必要最低限の情報を手短に映し、登場人物たちの心情や言動の表現時間に使っていたのが良かった。
それぞれのキャラ全員解像度が高くて、良い意味で生々しい。
実際にいそうな性格だし、俳優陣のレベルの高い演技で”場の臨場感”も高かった。
客観的に観るとかなり「？」な、関係やまとめ方もあったが実際にあの場で話していた本人たちからすると出てくる情報・秘密それぞれ大きすぎてそれほどのことでもなかったのだろうと思う。
「いい感じで終わらせないでくれます？」 「だめ♥？」が好きすぎる。
最後良い感じに終わってはいたけど、重大過ぎること多すぎて（妊娠など）お前ら月に惑わされるなぁああと観ていた。
