aka黄屑

もう終わりにしよう。のaka黄屑のレビュー・感想・評価

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)
2.7
ネトフリ『もう終わりにしよう。』(20年)観了。鬼才脚本家チャーリー・カウフマンの監督3作目。
原作モノで原作者も製作にクレジット。本作のみで概要の理解はホボ無理wで鑑賞後原作について調べると「あ、そうなのか」となる…( ꒪Д꒪)
受け手其々に解釈を委ねる映画は好きだしアリだけど、だとしても単体で本作を構築する術はもっとあった筈。脚本家としては超一級だけど監督としては前作『アノマリサ』が(個人的にはだけど)奇跡の傑作だったのか?
"新進気鋭"として登場したヒトだけど58年生れでスパイク・ジョンズ達より上の世代なんだナ…
『アノマリサ』とはあまりスタッフ被りがなく父親役デイヴィッド・シューリスが『アノマリサ』主人公の声。
初めて演技を見た(汗)89年生れジェシー・バックリーがアカデミー賞にノミネイトされたくらい注目されてる女優なのを理解_φ(・_・
母親役のトニ・コレットは『ヘレディタリー~』を引き摺った(?)演技で出オチ感。
そしてジェシー・プレモンスが監督第一作『脳内ニューヨーク』(コレも個人的には今イチ…)主演だったフィリップ・シーモア・ホフマンの後継者的俳優なことを強く認識。
撮影のウカシュ・ジャルはポーランド出身でパヴェウ・パヴリコフスキの『イーダ』『COLD WAR あの歌、2つの心』(←ヨかった!)を担当してたヒト。
原作者イアン・リードは本作の原作が長編第一作。第二作も映画化決定でシアーシャ・ローナンが主演とのこと!
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