好きな感じだったのですが、ところどころ冗長に感じてしまいました。
あと、人と人におけるコミュニケーションのずれは使用言語というよりは、心のあり方によるものが大きいと個人的に思うので、そういう意味では「生きちゃった」の絶望の方が心に刺さりました。
ただ、石井監督の、拡大しすぎてしまった都市や文化についていけない人間の苦しみ、コミュニケーションの摩擦による絶望、生きることそのものに対する無力感をまざまざと描くところは本当に好きです。
こういう人にずっと作品を作り続けて頂きたいと思います。
子役がとてもかわいかった。