実在する怪奇スポットシリーズ2作目。「犬鳴村」がひどかったので覚悟してたら今作は思ったよりまとまっていて見やすかった…かな…。コトリバコの部分はまだいいんだけど、樹海村パートがほんとにリアリティ皆無で笑う。村人達の異形ぶりは「パイレーツオブカリビアン」のフライング・ダッチマン号の超劣化版といった感じで、とてもじゃないが令和に素面で見て受け入れられるクオリティではない。本気で恐怖に震え上がるホラーを待っているのに、いまの邦画にはその力はないのかな。
あと映画の内容以前に、主要登場人物の姉、妹のビジュアルが似すぎて見分けが付きにくいのが軽ストレス。血縁者の役だから背格好や顔立ちが似通ってるのはいいんだけど、ヘアメイクやファッションで視覚情報として区別をつけやすくしてほしかったし、視聴者へのそういう配慮がなされない時点で私には合わないな〜と思った。
コトリバコのログでも読み返しに行こうっと。