猿山リム

フリーセックス地帯を行く/天国か地獄かの猿山リムのレビュー・感想・評価

2.0
 イタリア映画だったか。
 DVDに英語音声しか表示がなかったので、英語圏の作品かと。
 そしてタイトルは「天国か、地獄か〜スゥエーデン、ヘヴン・アンド・ヘル」というものだった。
 多分、「天国」とか「地獄」とかの映画を検索して辿り着いたんだと思う。
 ドキュメンタリー映画は苦手なので長らく積んであったのだけど、何となく鑑賞。

 社会福祉が充実し、性教育の発達したスウェーデン。
 そのよい所(天国)と悪い所(地獄)を映していく。
 「フリーセックス」がテーマになっていたのは、感想を書くにあたって色々検索して知った。
 特段、性交渉に焦点を当てた作品というわけではないとは思う。
 作中にも、女性の裸のシーンは何度か出てくるが、行為そのもののシーンは直接的には表現されていないように思う。
 大昔の作品であり、現在のスウェーデンの姿はもうこの映画とも違うとは思うが、当時の社会のありさまを問題提起的している感じか。
 ドキュメンタリー映画苦手勢なので良さも悪さもよくわからない。
 わたしのように「天国」や「地獄」の映画を期待していた層は、最初からそんなシーンはないだろうと思えるからアレだけど…「フリーセックス」の実態を期待して鑑賞した層はもやもやが残るかもしれない。

 「天国か、地獄か〜スゥエーデン、ヘヴン・アンド・ヘル」を探してなかなか辿り着かなかったのが、一番の思い出。
猿山リム

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