60点
とにかく、音楽が好きな人にはたまらなく格好いい。
これは素晴らしい。
しかも、1978年のエレクトロニックミュージックなんで、マニアにはたまらんです。
私は、マニアというほどではないですが、ビンビン響きました。
ただ、物語は正直もうひとつ。
1本の映画としては、かなり物足りない。
めっちゃあっさりしてます。
観る前は、エレクトロニックミュージック黎明期を描いていくものだと思ってたら、違った。
主人公、アナのエレクトロミュージックの誕生の1日のお話しだった。
上映時間も78分と短いし、ドラマとしては物足りない。
本編の7割くらいが宅録シーンという絵的にかなり地味な音楽映画。
オチも、特にない。
そして、エレクトロニックミュージックなのに、テンポが悪い。
ただ、アナとクララの曲づくりの過程は観ていて面白い。