もこもも

ショック・ドゥ・フューチャーのもこもものレビュー・感想・評価

3.7
エレクトロミュージックに惹かれる1人の若い女性作曲家の一日を描いた作品

作曲家のアナが1つの曲を
完成させる一日が淡々と描かれていて
心揺さぶられるわけではないけど、
曲を完成させたり、人と出会ったり、
新たな機材と出会ったりする中での
リアルな心情に惹かれた
音楽とタバコと機材と緩いダンスが素敵

こういう音楽って普段全然聞かへんし
どちらかと言うと好みではないけど、
エレクトロミュージックに対する
アナの熱い想いに影響されて
作中の曲をいいなぁって何度も思わされた
ただ作中で1番好きって思った曲は
レコード収集のベテランおじさんが
最後に流す『Moments Like This』やったな

朝起きてカセットテープが散乱する
部屋の中でたばこ吸いながら
『Supernature』に乗る最初大好き
音と音を重ね合わせて曲を
制作するシーンもかっこいい
クララと相性バッチリで即興で
曲を作るシーンめっちゃ楽しそう
彼女の音楽を、頑張りを否定せずに
励ましてくれる弁護士のおじさん素敵
ラストのアナの背中がかっこよすぎて痺れた
もこもも

もこもも