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ショック・ドゥ・フューチャーのmplaceのレビュー・感想・評価

3.7
この映画で演奏される音楽もマーク・コリン監督自身が作ったそうですが、それも十分納得できるぐらいビンテージ機材と70年代後半の電子音楽作品が物語を通して紹介されるので、この監督のエレクトロニックミュージックへの趣味と情熱が存分に発揮された作品だと思います。それでもオタクっぽさは全く感じられない上に、むしろ爽やかにまとめ上げているところにとてもフランスっぽさを感じました。
最後に意気消沈しているアナに向かってポールが放つ言葉はとても小気味よく、もの作りをしている若い人は非常によく共感できるのではないかと思います。
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