カーネル

あざみさんのこと 誰でもない恋人たちの風景vol.2のカーネルのレビュー・感想・評価

4.0
2021/1/23から横浜ジャック&ベティで再映!チョッとでも気になったらお勧め!
特ににわかでも良いから奥野瑛太推しには好機としか言いようがない!(間に合いますように!)私も、もう一回観たいのだが………

コレは夕飯後、発作的に奥野瑛太が観たくなり、K‘s cinemaに突撃したのを覚えてる。自分を褒めてやる。

私自身、監督の越川氏のプロデュース作品には少なからず接しており、監督作の『アレノ』は必見物件と思いつつも未見。
本作では、監督が彼しかいないと、
難役であるノダ君を『SRサイタマのラッパー』のMC MIGTTYこと奥野瑛太が演じている。あの長い睫毛の瞳で苦しい胸の内を、無防備な赤ちゃんのような寝顔でそのピュアな心を、それぞれ体現している。
まるで色ガラスの欠片のよう。
強面イメージ払拭となるか?

「いない人のことを思わないで」と、二人の男から言われてもやはり斉藤陽一郎演じるキタジマさんを思うあざみ。母に翻弄され、男も自分も傷つけながら、それでも思いは変わらないままなのか。
「私は死ぬまで生きるよ」
泣きながらでいい、誰かにすがりながらでもいいから生を実感して欲しい。

斉藤陽一郎のキタジマはやはり最高のキタジマだった。そしてあざみの兄役で遊屋慎太郎(佐々木の多田!)
あざみの小篠恵奈は『ふがいない僕は空を見た』でお目にかかっていた。

も一回観たい〜
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