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タイムリーパー 未来の記憶のはのレビュー・感想・評価

2.8
いい関係になった女性を救う為タイムリープする話。

運命は変えられず、時系列内で起きた事は必ずそのまま再現されるという考え方のリープ物。
主人公も積極的に起きたことをなぞろうとするので、なんとなく一本道RPG感ある。
タイムリープするたびに自分が増えていく感じは初期の筒井康隆のSFみたい。

すごく分かりやすい伏線をばら撒き、一つ一つを真面目に回収していく感じなので意外性がない。
話のテーマとしてわざとやってるのはわかるけど、ならなんでやってるんだ感があるんですよね。
それすらも計算通りなのは分かるんだけど、計算通りだからといって面白いかは別の話なんですね。
実直に最初のルールを守る構成は嫌いじゃないけど。
最初の暴漢と戦うところとか分かりやすすぎるんだよな。

最近では珍しい、時間は一次元であるとする古典的SF世界観。
本当は二次元なのでは? って解釈に作品全体を通して至りました的な。

総評嫌いじゃない。
主人公はフサフサを装ったハゲ。
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