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キリングフィールド 極限戦線のkerokeromanのレビュー・感想・評価

2.0
ジャケットと『キリングフィールド 極限戦線』というタイトルからイメージできないかなり硬派な内容

2008年に起きたロシアとジョージアの戦争で実際にあった事件の映画化

原題は『Shindisi』で舞台になった村の名前
キリングフィールドという邦題がどれだけかけ離れているかわかる
確かに、『シンディシ』というタイトルでリリースされても皆???という感じにはなるから、日本である程度掴みとなるようなタイトルにする必要があるのはわかるけど、内容は硬派なのにバカそうなタイトルにしたり、バリバリミリタリー物に誤解させるようなタイトルをつけるのはなんだか姑息というか、各方面に失礼な気がしてしまう

内容としてはロシアは色んなところでやらかしてんだなってわからせてくれたところは良かったけど、予備知識や前提知識がないと何がなんだかさっぱりな説明不足なところが多かったり、台詞が極端に少なく、伝わりにくいところが多々あったなと

戦闘のシーンは気合入ってるなとは思ったけど特筆するほどにも感じられず

もっと国外の人間にもわかりやすくしてもらったうえで全体の構成がしっかりしていれば、世界観や空気感やテーマなんかは良くなる土台としてあると思うので、残念な感じがしてしまった
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