このレビューはネタバレを含みます
「コロッサル・ユース」の編集作業中のペドロ・コスタのドキュメンタリー。いくらなんでも字幕が酷い。タイミングも変で内容が頭に入ってきませんでした。
撮影時の画質が悪くて見づらく、編集も今一つ…。コスタのオフショットが見れるのは良かったですが、移動のショットだとか、何してるのかよく分からないカットが多かったです。
固定ショットを多用するコスタがカメラをパンさせているシーンがありましたが、何を撮っているのか、なぜその動きなのか教えて欲しい。
構成は今一つですが、コスタの創作の思想性などが垣間見えたのは貴重な体験でした。そしてヴェントゥーラのオフショットも魅力的。
素晴らしい撮影対象のはずが、独りよがり過ぎて台無しになっている印象の映画でした。