いやあ、綿矢りさ×大九明子は本当に好きだ。今回も社会との関わりにやや難を感じる主人公の脳内を表現する手法が鮮やかで、そして今回も共感できるインパクトの強いシーンがいくつもあったなあと。
みんなひとりが好きなおひとりさまだけど誰かと一緒にいたい、これは普遍的だけど身に染みるテーマだった。おひとりさまっぷりが良かったなあ。日常生活に彩りを与えてくれる映画で、観た後行ったKALDIも何か良かったよ。普段行かんけど。
前半のむず痒い恋模様はとても好き。後半の恐怖&苦悩のシーンはやや冗長気味か?と正直思ったところもあったが、総じて構成も美術も演技も音楽も好み!
結論、のんさんはこの世で一番可愛い。