本日2本目はこちら。
いやはや…インストール以来綿矢りささんの作品は避けていて、それでも『勝手にふるえてろ』は良かったので今回もほのかに期待したのですが…ちょっと無理でした。
そもそもヒステリック…
現代風刺が効いている。
社会も人間関係も嫌な部分いっぱいあるよね。
ただ、いいところも見ていきたいよね。
自分だけの世界で過ごすだけじゃなく、少しだけ前向き(外向き)もいいよね!
おひとり様…
日本人に独特な本音と建前の人間関係と、それに伴う人々の内的な苦痛と葛藤がよく描かれている。
自分の思っていることや感じていることを抑圧し、取り繕って他者と関わらなければいけない日本人的な心理構造が…
とにかく、のんの演技力が凄すぎる作品だった。
Aとの対話シーンは全体的に好きなのですが、中でも、Aへの怒りをぶつけるシーンは鬼気迫るものがあり、ひとり演技してるように思えないような感覚に…
『私をくいとめて』製作委員会