・ジャンル
ホラー/ショートフィルム
・あらすじ
田舎に暮らす祖母の家に帰省してきた孫娘
静けさが支配するその場所で祖母は彼女に気付いていないかの様に立ち尽くしていた
そこに間も無く見知らぬ老齢の男が現れ気付くと孫は寝かされていた
そして祖母と老人は奇妙な行動を取り始め…
・感想
KADOKAWA主催の一般公募フィルムコンペティション「第1回日本ホラー映画大賞」で大賞を受賞したショートフィルム作品
それを受けて本作の監督、下津優太が続投した長編版作品「みなに幸あれ」が製作された
4分余りという尺で説明が徹底的に排除された作風ながら異様な空気感の作り方が巧く、孫もまたそこに取り込まれるというオチも含めて何とも言えない不気味さを持った作品だった
ホラーでありながらどこかシュールさのある感じがまた独特なセンスを感じるし、テンポが良いのにジメッとした感覚を最後まで維持しているのも“あの頃”のJホラー的で印象的