ゆりな

僕と頭の中の落書きたちのゆりなのレビュー・感想・評価

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)
3.6
「僕と頭の中の落書きたち」という邦題がしっくり来る、総合失調症のティーンの話。
普通に過ごすだけでも大変で、頭のいいヒロインはドラマの「ジニー&ジョージア」を思い出した。

料理が好きで料理人になる夢がある主人公いいなぁ。普通にお腹空いてきちゃったもんね。

幻覚が見えてしまう病気のせいで、テンポよく飽きずに見られる。
ティーンものっていうのと、なんとなくの雰囲気でLGBTの話は出て来ずとも「Love サイモン」がおすすめ映画に出てきたのもなんだかわかるなぁ。

「25年目のキス」を野外上映で観る可愛さよ。映画の中の映画ってたまに、野外上映出てくるよね。いいよね。
私は人生で土砂降りの中のドライブ・イン・シアターしか経験ないですが。(周りのカップルが怖くて1人でのこのこ行けない)

個人的にはここまで高評価の理由が分からない。
ストーリーはありきたりで展開も読めるし、ポスターのようなラブシーンもほぼない。でもこれ、本家のポスターもこのキスシーンなんだよねぇ。
そこが良さっちゃ良さなのだけど、もっと捻りとか欲しいなぁと。
自分が映画観過ぎていて、感動する感覚が薄まっちゃってるだけかもだけど。
ゆりな

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