このレビューはネタバレを含みます
統合失調症を知らない私たちに大分受け入れやすいように描いているんだとは思う。
ポールのやることなすことアダムの感情を逆撫でする感じがリアルでありそう。
「治療中だけど病気そのものじゃない」っていうのはなるほど。「ガン患者のことは大勢が助けようとするけど、統合失調症の患者には関わってくれない」確かにそういうのあるよね。
最終的にアダムの周りには母とポールとマヤと牧師と理解ある人に恵まれて、料理学校にも行けて、彼にとっては理想に近いラスト。
映画的には救われるラストで観ててよかった。
ただマヤの家の問題何も解決してない気がした。何か見逃したかな。